クレジットカード

学生向けクレジットカード13枚を紹介!大学生におすすめなカードも完全ガイド

クレジットカードは、今や社会人だけでなく学生にとっても必需品になりつつあります。

学生が作れるクレジットカードのうち、豊富な学生限定特典を選ぶか利便性の高さを重視するかは人それぞれです。

そこでこの記事では、学生がクレジットカードを作る際の審査や、知っておくべきことを完全網羅。

大学生にお得なだけでなく、長く付き合えるクレジットカードが見つかります。

目次

学生からクレジットカードは作れる!収入が無くても審査に通るかどうか解説

クレジットカードは簡単に高額な商品を買えるので、そもそも収入の無い学生でも作れるの?という疑問が出てきます。

実はクレジットカードの申込条件に法律的な定めはなく、収入が無くても作成可能です。

さらに学生専用特典が用意されているなど、社会人になってから申し込むよりメリットが大きい場合も。

クレジットカード会社にとって、将来の優良顧客候補である学生をあらかじめ確保しておきたいので、社会人の審査より難易度は低い傾向にあります。

そのため、学生が作るなら学生限定や若年層限定のクレジットカードが審査の通りやすさ・利便性の両面からおすすめです。

18歳以上でも高校生はクレジットカードを作れないケースがほとんど

「高校生を除く18歳以上」など年齢条件は各社必ずあり、基本的に高校を卒業するまではクレジットカードが作れません。

また、ゴールドやプラチナなどハイランクステータスのクレジットカードは、年齢や収入の条件が厳しく学生が作るにはハードルが高いです。

学生がクレジットカードを比較するポイント4つ

クレジットカードは数えたらキリがないほど種類が多く、さまざまなところで新規会員を募集しています。

学生がその中から自分にピッタリの1枚を見つけるには、ポイントを絞って比較しなければなりません。

中でも特に重要なのは、以下の4つです。

年会費

年会費はクレジットカードを持っているだけで発生する費用で、学生や若年層向けの場合は無料とするところが多いです。

また、有料でも年1回以上使えば無料になるなど簡単な条件付きなら候補に入れやすくなります。

還元率

還元率は、例えば100円の利用で1ポイント付くなら1.0%還元です。

高還元率の目安は1.0%以上で、携帯料金やショップ限定で最大10.0%以上となる場合も。

利用頻度・料金ともに多いサービスで高還元だと,、効率よくポイントが貯められます。

利便性

PayPayなどQRコード決済やスマホ決済をよく利用するなら、直接紐付けられるクレジットカードは便利でポイントも貯まりやすいです。

また、Suicaなど交通系ICカードへの自動チャージや定期券機能は、電車通学の学生にとっては手間の削減とポイント付与で一石二鳥に。

ついお得さばかりに目が行きがちですが、日常をよりスマートにしてくれるクレジットカードにも注目です。

限定特典

学生ならではの限定特典は、年会費無料や特定の支払いで還元率アップなど魅力的なものが多いです。

社会人になってからは特典を受けられないので、今だけのメリットを最大限利用しましょう。

普段の買い物で使いたい学生向けのおすすめなクレジットカード4選

ここからは学生におすすめのクレジットカードを具体的に紹介していきます。

まずは普段のお買い物の支払いでもどんどんクレジットカードを利用したい、学生向けの4枚をピックアップしました。

よく使う決済方法やネットショップなど、利用頻度の高さと還元率の高さで選ぶとお得な1枚が見つかります。

Amazonだとポイントが高還元な学生向けのクレジットカード「JCB CARD W」

JCB CARD W
公式サイト https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html
年会費 無料
基本還元率 最大1.0%
※1,000円で2ポイント、1ポイントは最大5円分に交換可能
ポイントの種類 OkiDokiポイント
高還元率条件 ・スターバックスカードへの入金:10倍
・Amazonでの買い物:4倍
おすすめのポイント利用方法 ・JCBプレモカードへのチャージ
・nanacoポイントに交換
特徴 ・入会は18~39歳限定の若年層向け
・基本のポイント還元率は通常のJCBカードの2倍
・QUICPayでスマホ決済可能
・タッチ決済可能

年会費が必要なJCB一般カードと比較すると、年会費永年無料+ポイント2倍とメリットが多い若年層向けのクレジットカードです。

注目はAmazonでの還元率の高さで、書籍や生活雑貨の購入などAmazonで買い物する機会が多い学生におすすめ。

OkiDokiランド経由で「Amazon Fashion」カテゴリーの対象アイテムを購入すると9倍の高還元も狙えます。

このほか、スターバックスカードへのチャージも10.0%還元と他に見ない高還元率な点にも注目です。

学生限定のポイントアップが断然お得「楽天カードアカデミー」

楽天カードアカデミー
公式サイト https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-card-academy/
年会費 永年無料
基本還元率 1.0%
高還元率条件 ・楽天市場での買い物:毎週水曜は10時から3倍
・楽天ファッション、楽天ブックスなど:常時2倍
ポイントの種類 楽天ポイント
おすすめのポイント利用方法 ・楽天関連サービスで利用
・楽天ペイで利用
特徴 ・18歳~28歳までの学生限定カード(高校生除く)
・入会すると最大5,000ポイントプレゼント
・買い物に使えるクーポンを毎月プレゼント

学生が楽天カードを作るなら、楽天カードアカデミーを選ぶ方が断然お得です。

楽天関連サービスを利用するほど楽天市場での還元率がアップするほか、学生限定のポイントアップも豊富。

また、送料無料クーポンや楽天ファッション500円割引クーポンが発行されるのも嬉しい特典です。

本の購入や旅行、美容室の予約など幅広いサービスを展開していて、ポイントが貯めやすく使いやすいクレジットカードと言えます。

広範囲で学生の支払いをカバーできる「PayPayカード」

PayPayカード
公式サイト https://www.paypay-card.co.jp/
年会費 無料
基本還元率 1.0%
ポイントの種類 PayPayポイント
高還元率条件 ・ヤフーショッピングで常時3.0%~、条件クリアで最大15.5%還元
・PayPayでの利用で1.5%還元
おすすめのポイント利用方法 ・ヤフーショッピングで利用
・PayPayでの支払いに利用
特徴 ・新規入会&3回利用で最大7,000ポイントプレゼント
・PayPayの残高チャージに対応

PayPayの利用頻度が高い学生なら、PayPayカードに出費を集約すると金銭管理しやすくなるだけでなくポイントも貯まります。

ヤフーショッピングでは定期的にポイントアップキャンペーンを行っているので、高還元を狙いやすいのもポイント。

PayPayモール内にあるZOZOTOWNは常時10.0%還元なので、ファッション好きの人には特におすすめです。

入会特典も7,000ポイントと大きい点も魅力的で、お得にクレジットカードデビューできます。

QUICPay支払いで還元率3.0%の学生向けステータスカード「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス」

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス
公式サイト https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl/
年会費 1,100円
初年度無料、前年1円以上使えば翌年度無料
基本還元率 最大0.5%
※1,000円で1ポイント、1ポイントは最大5円分に交換可能
ポイントの種類 永久不滅ポイント
高還元率条件 ・QUICPayの利用で最大3.0%還元
・セゾンポイントモール経由で最大30倍<
おすすめのポイント利用方法 ・Amazonギフト券に交換
・dポイントに交換
特徴 ・最短5分でデジタルカード発行
・空港利用・海外旅行時の優待サービスが充実

ステータスカードとしても知られるアメリカン・エキスプレスの中で、特に学生におすすめなのが「セゾンパール」です。

年会費は有料なものの、1円でも買い物すれば翌年度は無料なので維持費はかからないと考えて良いでしょう。

高還元となるQUICPayは、Apple PayやGoogle Payでの支払いに設定しておけば実質3.0%還元に。

ちょっとしたお買い物でもポイントが貯めやすく、最短5分で発行とすぐに買い物がしたい時にも便利なクレジットカードです。

学生が支払う固定費がリーズナブルなクレジットカード4選

日常の買い物での利用は使い過ぎそうで不安という学生は、固定費の支払いをクレジットカード払いに設定してお得にポイントを貯めましょう。

携帯料金や各種サブスクの料金、通学定期券は利用料金もほぼ決まっており、学生ならではの特典も用意されています。

還元率アップのほか、お得な優待にも注目してみてください。

学生ポイントの特典で最大10%還元が狙える「三井住友カード(NL)」

三井住友カードnl
公式サイト https://www.smbc-card.com/nyukai/card/cardless.jsp
年会費 無料
基本還元率 0.5%(200円につき1ポイント)
ポイントの種類 Vポイント
高還元率条件 ・Amazonプライムなどサブスク料金が+9.5%還元
・携帯料金が最大+1.5%還元
・LINE Payチャージ&ペイで+2.5%還元
・大手コンビニ3社、マクドナルドで最大5.0%還元
おすすめのポイント利用方法 ・プリペイドカードにチャージ(1ポイント1円)
・支払い金額に充当(1ポイント1円)
特徴 ・学生は分割手数料を全額ポイント還元
・最短5分で利用可能
・最大2,000万円の海外旅行障害保険

カード番号やセキュリティコードなどの記載が無く、万が一紛失しても悪用されるリスクを減らせるクレジットカードです。

基本還元率は0.5%ですが「学生ポイント」の特典で高還元率が狙えるのが大きなメリット。

AmazonプライムやLINE MUSICなどのサブスク料金は常時+9.5%還元で、実質1割引きで利用できます。

また、LINE Payで高還元率の優遇があるクレジットカードは少ないので、よく利用する人には狙い目です。

auサービスでお得な「auPAYカード」

au Payカード
公式サイト https://www.kddi-fs.com/function/promotion/silver/
年会費 無料
基本還元率 1.0%
ポイントの種類 Pontaポイント
高還元率条件 ・最大3カ月間au PAYへのチャージで還元率10.0%
・au PAY マーケットでのお買い物は最大16%ポイント還元
・スマホ分割支払金は最大5%ポイント還元
おすすめのポイント利用方法 ・au PAY残高にチャージ
・支払額に充当
特徴 ・新規入会&利用で最大10,000ポイントプレゼント
・買った物の破損や盗難保障あり

auPAYへのチャージで1.5%還元やau PAYマーケットでの高還元率など、au関連のサービスの利用がお得なクレジットカードです。

豪華な入会特典でポイントを大量ゲットできるほか、対象機種の利用ならスマホ本体の分割払いでもポイント還元が受けられます。

基本の還元率が1.0%と高めなので、携帯電話以外の固定費支払いにも。

順調に利用を続けられたら、auの携帯電話料金11%還元など特典が多いゴールドカードへのランクアップもおすすめです。

iD機能が便利「dカード」

dカード
公式サイト https://d-card.jp/st/abouts/d-cardapply.html
年会費 無料
基本還元率 1.0%
ポイントの種類 dポイント
高還元率条件 ・ドコモでんき Greenの電気料金支払いで5.0%還元
・d払いの支払い方法をdカードに設定で2.0%還元、金曜・土曜は最大4.0%
・d払い利用時にdポイントカード提示で最大三重取り・2.5%還元
おすすめのポイント利用方法 ・iDキャッシュバックに交換
・携帯料金への充当
・加盟店で利用
特徴 ・dカード入会&利用で最大6,000ポイント還元
・購入から1年未満の携帯電話の紛失・修理を最大1万円まで保障
・dカードで購入したアイテムの盗難・破損保障(100万円まで)

ドコモの携帯を持っていて、これから自分で料金を支払っていく予定ならdカードは持っておきたいクレジットカードです。

年会費無料のdカードを持っているだけで、携帯電話やお買い物の保障が付くのも嬉しいポイント。

dポイントは携帯料金の支払いで貯まるのはもちろん、d払いの支払いに設定すると最大2.5%の還元も受けられます。

貯まったポイントはそのまま加盟店で利用できるだけでなく、携帯料金への充当や電子マネー「iD」のキャッシュバックなど使い道も豊富です。

定期券を購入するとポイントが貯まる「JRE CARD」

JRE CARD
公式サイト https://www.jreast.co.jp/card/first/jrecard.html
年会費 初年度無料、翌年度より524円
基本還元率 0.5%
ポイントの種類 JREポイント
高還元率条件 ・切符や定期券購入で最大5.0%還元
・Suicaオートチャージで1.5%還元
・駅ビル・エキナカの優待店で最大3.5%還元
おすすめのポイント利用方法 ・Suicaにチャージ
・加盟駅ビルで利用
特徴 ・Suica定期券付きカードを申込可能
・Suicaオートチャージ機能付き
・カード紛失時、定期券部分やSuicaへのチャージ残額を補償

通学でバイト通勤などでJR東日本をよく利用するなら、定期券や切符の購入で還元率最大5.0%のJRE CARDがおすすめです。

普段の利用だけでなく新幹線を利用する時にも高還元なので、帰省や旅行でもどんどんポイントが貯められます。

電車利用時の利便性も高く、Suicaへのオートチャージ機能や定期券機能で改札通過はいつでもスマート。

2年目以降年会費は有料となりますが、それを差し引いても十分お得で持つ価値のあるクレジットカードです。

すぐ作りたい学生におすすめなクレジットカード2選

クレジットカードは申し込んでから届くまで時間がかかりそうなイメージがありますが、実は即日発行できるものもあります。

すぐにでも買いたいものがある、手続きの都合で作成を急いでいる場合などは店舗受け取りが可能なものを選びましょう。

高校卒業する前に作れる「イオンカード」

イオンカード
公式サイト https://www.aeon.co.jp/card/lineup/aeoncardwaon/
年会費 無料
基本還元率 0.5%
ポイントの種類 WAONポイント
高還元率条件 ・イオングループ対象店舗でいつでも還元率1.0%
・毎月10日・20日・30日はイオンモール専門店で還元率2.5%
・毎月10日はイオン以外でも還元率1.0%
おすすめのポイント利用方法 ・WAON POINT加盟店で利用
・電子マネーWAONにチャージ
特徴 ・高校卒業年度の1月1日以降から申込可能
・毎月20・30日の「お客様感謝デー」は買い物代金5%割引
・イオンシネマの利用がいつでも300円割引

イオンのスーパーやショッピングモールで買い物をするなら、イオンカードは持っておきたい一枚です。

お客様感謝デーの5%割引やイオンシネマの300円割引など、買い物金額がそれほど多くなくてもお得さが実感できます。

カード作成可能になるタイミングが他社より早く、高校卒業年度の1月1日から申し込み可能。

カード店頭受取りサービス対応店舗が近くにあるなら、オンライン申し込み後当日中に即時カード(仮カード)が発行され、すぐに利用できます。

全国の飲食店やマルイの優待がお得「エポスカード」

エポスカード
公式サイト https://www.eposcard.co.jp/index.html
年会費 無料
基本還元率 0.5%
ポイントの種類 エポスポイント
高還元率条件 ・HISで旅行予約・利用でポイント最大5倍
・EPOSポイントUPサイト経由で最大30倍
おすすめのポイント利用方法 ・マルイ・モディで利用
・エポスVisaプリペイドカードにポイント移行
特徴 ・マルイ・モディ・マルイ通販で年に4回10%割引
・カラオケや飲食店など優待割引が豊富
・コラボデザインが豊富

エポスカードは、マルイやモディをよく利用する人がお得になるクレジットカードです。

年4回の10%割引はマルイの通販でも適用されるほか、送料がいつでも0円になる特典付き。

基本の還元率は0.5%ですが、学生がよく行くカラオケや飲食店での優待割引が多く、大手旅行会社のHISの利用ではポイント5倍と高還元です。

ネットから申し込み後、最短当日中にカードを受け取れるのでお得な日を逃さず買い物ができます。

海外旅行好きの学生におすすめなクレジットカード3選

ほとんどのクレジットカードには付帯サービスが付いており、中には海外旅行や空港利用時に手厚いサービスが受けられるものもあります。

また、海外旅行好きならマイルの貯めやすさも注目したいポイント。

ここでは海外旅行をサポートしてくれる3つのクレジットカードを紹介します。

海外での買い物がお得「学生専用ライフカード」

学生専用ライフカード
公式サイト https://www.lifecard.co.jp/card/credit/std/
年会費 無料
基本還元率 最大0.5%
※1,000円につき1ポイント、1ポイントあたり最大5円分に交換可能
ポイントの種類 サンクスポイント
高還元率条件 ・海外利用総額の3%をキャッシュバック
・入会初年度はポイント1.5倍
・誕生月はポイント3倍
おすすめのポイント利用方法 ・dポイントに交換
・Pontaポイントに交換
特徴 ・自動付帯の海外旅行傷害保険は2,000万円までカバー
・ポイント付与率は利用額に応じたステージ制で変化

ライフカードには学生専用のクレジットカードがあり、通常版と比較すると海外での利用に大きなメリットがあります。

海外で利用すると3.0%キャッシュバックがあるので、現地での飲食やおみやげの購入もお得に。

また、年会費は無料ですが海外旅行傷害保険が自動付帯で付いてくるので、旅行時に余計な出費がかかりません。

貯まったポイントはdポイントやPontaポイントなら1ポイントあたり5円分に交換できるので、d払いやau PAYの利用者にもおすすめです。

マイルを貯める「JALカード navi(学生専用)」

JALカード navi(学生専用)
公式サイト https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/card/navi.html
年会費 在学中無料
基本還元率 1.0%
ポイントの種類 マイル
高還元率条件 JALカード特約店で還元率2倍
おすすめのポイント利用方法 国内線特典航空券を1区間3,000マイルで交換
特徴 ・毎年初回搭乗ボーナス1,000マイルプレゼント
・特典航空券最大6割引で交換
・海外旅行保険、国内旅行傷害保険付帯

学生専用のJALカード naviは、年会費無料ながらショッピングマイル付与率はプレミアム会員と同等の1.0%と好待遇です。

また、毎年初搭乗で1,000マイル、フライトマイル10%プラス、語学検定マイルなどボーナスマイルがもらえるチャンス多数。

さらに特典航空券は減額で交換可能など、たくさん貯まるだけでなくお得に利用できます。

付帯保険も充実しており、海外旅行では傷害のほか携行品損害保障や日本語による24時間救急サービスなど手厚い内容です。

26歳でゴールドカードに自動切り替え「三井住友カード デビュープラス(学生限定)」

三井住友カード デビュープラス(学生限定)
公式サイト https://www.smbc-card.com/nyukai/card/debutplus.jsp
年会費 初年度無料、翌年度以降1,375円
※翌年度以降も1回以上利用があれば無料
基本還元率 1.0%
ポイントの種類 Vポイント
高還元率条件 ・入会から3カ月間は還元率1.5%
・サブスクの支払いで最大10.0%
・大手コンビニ3社+マクドナルドで還元率2.0%
おすすめのポイント利用方法 ・プリペイドカードにチャージ(1ポイント1円)
・支払い金額に充当(1ポイント1円)
特徴 ・満26歳以降はプライムゴールドカードに切替
・5万円以上の利用でボーナスポイントプレゼント

三井住友カード デビュープラスは、還元率が通常の2倍の1.0%であったりボーナスポイント制度が適用されたりと、お得が多いクレジットカードです。

卒業後もトラブルなく利用を続けて26歳を迎えると、自動的にプライムゴールドカードに切り替わるのが最大の特徴。

空港ラウンジも無料で利用できるようになり、ステータスカードを持ちたい人には特におすすめです。

お得な学生ポイントも他のカード同様に利用できるので、普段のお買い物でも固定費でもポイントがどんどん貯まります。

学生向けクレジットカードの申込はネットがおすすめ

クレジットカードの申込方法は、主に以下の3つの方法が目立ちます。

  • ネット申し込み
  • 店頭
  • 専用用紙を使って郵送

店頭ではキャンペーンなどで勧誘を行っていることが多いですが、他のお店でお得に使えるかどうか比較しにくいのがデメリット。

また、専用用紙で郵送する方法は時間がかかるので、急ぐ人や引っ越し間近な人には不向きと言えるでしょう。

最もおすすめなのは、お得な限定キャンペーンなども行っているネット申し込みです。

中には申し込み方法がネットしかないクレジットカードもあるので、より選択肢が広がります。

クレジットカードを作る際に準備するもの

クレジットカードを作る際に必要になるのは以下の2つです。

  • 本人確認書類
  • 利用料金の引き落とし用銀行口座

一部、銀行届け出印が必要なクレジットカードもあります。

本人確認書類として利用できるのは、例えば以下のような書類です。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 印鑑登録証明書

このほか、学生専用カードの場合は在学を照明するために学生証の提出を求める場合もあります。

1人暮らしをしている学生の場合、本人確認書類の住所と現住所が違うケースも少なくありません。

この場合、さらに追加で現住所が記載された以下の書類が必要です。

  • 公共料金の領収書(電気、ガス、水道など)
  • 国税や地方税の領収書または納税証明書

また、銀行口座は原則として申込者本人名義のものしか認められていないので、もし持っていないなら口座の開設から行いましょう。

カード申し込みから受け取りまでの流れを解説

作りたいクレジットカードが決まったらいよいよ申し込みですが、初めてだと何かと不安に思うことも多いはず。

ネットから申し込む場合、ほとんど画面の指示通りに入力を進めるだけで申し込みは完了するので決して難しい作業にはなりません。

ここではネット申込から受け取りまでの流れを簡単に解説するので、頭の中でシミュレーションしてみましょう。

①必要書類を手元に用意する

まずは本人確認書類や銀行のキャッシュカード、通帳などを手元に用意してから申し込み手続きを開始します。

本人確認書類は、必ず有効期限内のものか確認してください。

②申し込みフォームに入力する

氏名、住所、生年月日のほか、年収や家族構成などの入力項目もあります。

最も重要なのは、偽りなく正確な情報を入力することです。

番地や電話番号、メールアドレスなどは誤入力しやすいので再確認も含めて慎重に行ってください。

例えば、電話やメールで連絡がとれないことが原因で審査落ちする可能性もあります。

なお、この時に暗証番号を自分で決めて入力する項目がありますが、メモをとっておくなど忘れないようにしましょう。

④審査

クレジットカードは、申し込んだらすぐに発行が決まるわけではありません。

申し込み情報や、あれば過去の支払い履歴を確認して必ず審査が行われます。

審査時間は最短5分から一週間近くかかる場合もあり、審査結果は大抵の場合メールで届くので気長に待ちましょう。

マイページなどから審査状況の確認ができるクレジットカードもあります。

⑤受け取り

クレジットカードは店頭か郵送で受け取りますが、どちらも本人が受け取らなくてはなりません。

これは「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づいたもので、受け取りの際は本人確認書類の提示も必要です。

18~19歳は親権者の同意が必要なときも

2022年4月より成人年齢が引き下げられたため、多くのクレジットカードでは18~19歳の申し込みで親権者の同意が不要になりました。

20歳以上と同様に自分の判断だけで契約できるようになったので、1人暮らしを始めたばかりの大学生でも申し込み手続きが簡単です。

ただし、一部のカード会社では19歳以下の申し込みで引き続き親権者の同意が必要としています。

例えば、今回おすすめしたクレジットカード会社の中では、三井住友カードは20歳未満の場合保護者の同意が必要です。

親が断固として反対しているなど、状況的に同意を得るのが面倒な場合は偽造など考えずに他社を選ぶようにしましょう。

学生向けと社会人向けのクレジットカードの違いは?

「学生のほうが審査がゆるく作りやすい」「学割があってお得」など、収入がない学生でも特典付きで使えるクレジットカードは多いです。

給与収入のある社会人の場合は、審査が厳しかったり学割のような特別なメリットが無い場合がありますが、利用する上で条件面の違いなどあるのでしょうか?

学生が持つクレジットカードならではの特徴を見てみましょう。

限度額は10万円程度となる場合が多い

収入のある社会人と学生で大きく違うのは限度額です。

収入を得ている社会人であれば申告した収入をもとに限度額が設定され、50万円や100万円といった額もごく一般的に設定されます。

一方、学生は収入が無いだけでなく資金管理に関する知識や経験も少ないので、10万円以下に設定されることも珍しくありません。

パソコンなど高額なものが買えない可能性もあるので、カードが届いたら最初に限度額を確認しておきましょう。

卒業後、年収や勤務先情報について登録変更すると限度額の増額が見込めます。

学生限定のサービスが受けられる

学生ならではの限定特典があるなら、使えるうちに十分活用して得したいところです。

学生専用クレジットカード、または学生だけが利用できる制度がある会社のサービス例をまとめると、以下のようになりました。

特典例
楽天カードアカデミー ・楽天市場の買い物で+1倍
・毎週水曜10時からは楽天市場と楽天ブックスがポイント3倍
・楽天ファッション、楽天ビューティーなどが2倍
・1カ月に1回楽天ファッションで使える500円割引クーポン発行
学生専用ライフカード ・海外利用総額の3%をキャッシュバック
・海外旅行傷害保険自動付帯、最高2000万円まで補償
JALカードnavi(学生専用) ・在学期間中年会費無料
・ショッピングマイルの還元率は通常カードの2倍
・利用金額に応じて最大2,500マイルプレゼント
・特典航空券を最大6割引で交換可能
・指定の外国語検定合格で500マイルプレゼント
三井住友カード「学生ポイント」 ・サブスク料金最大+9.5%還元
・LINE Payのチャージ&ペイで+2.5%還元
・携帯料金最大+1.5%還元
・分割払い手数料全額還元

還元率の大幅アップやボーナスポイント(マイル)付与など、社会人だと有料会員にならなければ受けられないようなサービスばかりです。

通常、卒業後は一般カードに引き継がれて特典は受けられなくなるので、学生のうちだけと割り切って使うのも一つの選択肢となります。

学生がクレジットカードを使うのは危険?2つの注意点

お金を扱うものなので、学生が使うのはなんとなく怖いと感じている人や親から危険だと言われている人もいるのではないでしょうか。

現在キャッシュレス化はますます進んでいて、クレジットカードは無くてはならない存在になりつつあります。

クレジットカードを利用したことがない学生は、どんな点に注意すると良いのでしょうか。

リボ払いを避けるのが無難

クレジットカードに申し込む際、リボ払い設定で〇〇ポイントプレゼントというのはよく見かけるキャンペーンの一つです。

リボ払いは、限度額内でいくら利用しても毎月の支払いは定額という支払い方法ですが、仕組みをよく理解していないと大きく損をしてしまいます。

例えば、楽天カードで毎月5,000円支払うリボ払い設定にしてひと月に5万円の買い物をした場合、毎月支払う金額は5,000円+利息です。

シミュレーションの結果、このパターンでは最終的に5万円の利用料金+3,435円の利息を支払うこととなりました。

また、この支払いを終える前にも毎月買い物に使い続けると、延々と残高が減らず利息ばかり支払うことに。

毎月支払う料金が少ないと、いくらでも買い物できると錯覚して金銭感覚が狂う原因にもなります。

そのため、お得なキャンペーンがあってもリボ払いは避けるのが無難です。

カード支払い遅延は厳禁!口座残高には余裕を持たせて

クレジットカードの利用料金は毎月決まった日に銀行口座から引き落とされます。

毎月の支払いは「信用情報」として専門機関に保管されていて、クレジットカード会社やローンを扱う信販会社、銀行などで共有されます。

毎月問題なく支払えていれば、利用実績が積み上がり「信用して金融商品の契約ができる人」としてプラス評価につながりやすいです。

一方、残高不足で支払い遅延を繰り返したり3カ月以上放置したりすると、その事実も信用情報として記載され「問題のある人」として共有されてしまいます。

その結果、問題を解決してから最長5年はクレジットカードや各種ローンに申し込んでも審査に通りません。

支払い遅延は大きな問題につながることを意識して、残高不足には十分注意する必要があります。

スマホ分割払いの審査にも悪影響

家も車も買わないし、クレジットカードが無くても生活できるから信用情報なんて気にしない、という人も中にはいるかもしれません。

そこまで大きな買い物をする予定はなくても、例えばスマホの月々分割払いもローン契約の一つなので信用情報を調べられます。

もしスマホが故障して新しいものに買い替えが必要になっても、信用情報で問題を抱えていると希望する機種が買えない可能性もでてきます。

学生時代からクレジットカードを持つ3つのメリット

「学生のうちからクレジットカードなんて」と思う人もいますが、持つことによるメリットも多いです。

特に大きなメリット3つについて解説します。

クレジットヒストリーが積み上がり金融商品の信用度が上がる

学生時代からクレジットカードを利用していると、利用実績がしっかり積めて信用度が上がります。

利用実績はクレジットヒストリーとも呼ばれ、今後ゴールドカードなどステータスカードを作りたい時に重視される情報です。

ある程度の年齢になってもクレジットヒストリーが真っ白だと、問題が無くても信用度が未知数過ぎて審査に落ちる可能性が出てきます。

お金の管理ができるようになる

使い過ぎや残高不足には十分注意が必要なクレジットカードですが、今まで以上に出費や残高の管理に気を使うようになるはずです。

欲しいものを次々買うのではなく、計画的に利用したり収支の計算をしたりと学生のうちから試行錯誤できればお金の知識も身に付きます。

ネットショッピングが手軽でお得になる

ネットショッピングでクレジットカード以外の決済方法を選択すると、振込や代引きの手数料がかかるなど余計な出費が発生します。

また、払い込み用紙をわざわざコンビニ等に持って行って現金で支払うのも手間です。

クレジットカードがあるとネットでの買い物はカード情報を入力するだけと各段にスムーズになります。

クレジットカードを使って学生生活をお得で便利にしよう

学生のうちからクレジットカードを作るのは決して危ないことではなく、利用方法や口座残高に注意しながら利用できればメリットは大きいです。

まずはどんな目的でクレジットカードを作りたいのか考え、自分にぴったりの方法でお得に利用できるものを選びましょう。

特に学生や若年層限定のクレジットカードは、社会人になってから作るよりも特典が多い今がチャンスです。

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